MEOとSEOどちらを優先させる?パターン別に解説します

更新日:2023.05.12

MEO

MEOとSEOの違いが分からなくて困っていませんか。

結論から言いますと、プラットフォームの違いです。MEOはGoogleMAP、SEOは検索エンジンで上位表示を目指していきます。

とはいえ、上記の表現だけでは分かりにくいと思うので、今回はMEOとSEOの違いや共通点などを解説していきます。

「どちらも名前は知っているけど、実際のところよく分かっていない」という人は最後までご覧ください。

MEOとSEOの違いを理解しよう

辞書で言葉を調べるイメージ

MEOとSEOには集客という共通点がありますが、それぞれ性質が異なる施策です。

MEOとはどういう施策?

MEOとはマップエンジン最適化のことです。

施策のプラットフォームがGoogleMAPであることが特徴で、自社の店舗を地図上で目立たせることが主な目的となっています。店舗を地図上で目立たせることにより、インターネットを介してユーザーが来店するきっかけを作ります。

【MEOの主な特徴】

  • 上位表示によって店舗の露出が増えると、ユーザーが訪れるきっかけになる
  • 近隣を拠点にしている同業種の店舗が競合である。そのため上位表示される可能性が高い
  • 周辺に住んでいるユーザーを集客できるのでSEOよりも即効性がある

たとえば、梅田で女子会をしたいユーザーなら、「梅田 女子会」と検索することが考えられます。GoogleMAPを閲覧して希望の店舗がなければ、「梅田 女子会 ディナー 安い」のように、さらに詳細な検索をしていくでしょう。

そのため、競合が多いキーワードを選ぶ時は、SEOと同様により詳細な内容に絞っていくと上位表示されやすいです。

SEOとはどういう施策?

SEOは検索エンジン最適化のことです。施策のプラットフォームが検索エンジンなので、ブログやウェブサイトなどのコンテンツが対象となります。

SEOはどちらかというと、実店舗に来てもらうのではなく、インターネット上にあるコンテンツに集客するのがメインの施策です。

【SEOの主な特徴】

  • 対策キーワードによってさまざまなニーズのあるユーザーが訪れる
  • 多くの集客が見込める一方で、競合が多く上位表示されにくい
  • インターネット上にある多くのコンテンツが競合となる
  • 基本的に長期的な視点で認知度を向上させていく必要がある

情報収集が目的のユーザーを例に、SEOは時間がかかる施策であることを説明しましょう。

たとえば、自社が飲食店に集客したいユーザーに向けて、MEOのサービスを実施しているとします。

しかし、ターゲットのユーザーは、まだMEOという言葉の存在を知りません。そのため、検索するキーワードは「飲食店 集客 方法」「飲食店 集客 コツ」などが考えられるでしょう。

上位表示されているコンテンツを読んでいく中で、Googleビジネスプロフィールを使った方法があることを知りました。次に検索する言葉は「Googleビジネスプロフィールとは」「Googleビジネスプロフィール メリット」などが考えられます。

「Googleビジネスプロフィールとは」のようなキーワードで調べた段階で、やっと「MEO」という施策の存在を知ります。そして、検索していたユーザーは、「自分はMEOという施策で集客していく方法を探していたのだと気づくのです。

このように、ユーザーはSEOで対策するキーワードによって、何度も検索を繰り返します。そのため、多くのキーワードでコンテンツを投稿して情報を網羅していくことにより、ユーザーが自社のウェブサイトにたどり着くのです。

MEOとSEOに優先順位をつけるなら?

どちらを選ぶのか

2種類のパターン別に、どちらを優先すべきか解説していきましょう。

先にMEOを実施したい例

先にMEOを実施したいのは、サービス提供の拠点が実店舗の業種です。
店舗が上位表示されればユーザーに注目される機会が増えるので、ユーザーが実店舗に来店するきっかけになるからです。
該当の業種には、飲食店や美容店などがあります。
しかし、MEOを実施する意味やその性質を理解しておらず、力を入れていない店舗が多いのが現実です。そのため、MEOに力を入れることで、周囲の店舗よりも上位表示されやすくなります。

先にSEOを実施したい例

SEOを優先させたいのは、サービス提供の拠点がインターネット上にある場合です。
インターネット上には、そもそもMEOで対策すべき拠点がGoogleMAP上にはないからです。該当の業種には、たとえば通販サイトやオンライン完結型のサービスがあります。

SEO対策はコストパフォーマンスが良いので、多くの企業がコストをかけて該当の施策を実施しています。そのため、自社の店舗がSEO対策をしないとなると、ほかの企業よりも集客が不利になるでしょう。

MEOとSEOのメリットデメリットについて

メリットとデメリットの画像

MEOとSEOは、対策すれば必ず上位表示されるといった施策ではありません。それぞれ利点と欠点があるので、ここで確認しておくといいでしょう。

MEOのメリットデメリット

・メリット

MEOでは、検索順位3位までの店舗は、SEO対策をされたコンテンツよりも上位に表示されます。自然検索で1位に表示されるコンテンツのクリック率は、およそ30%から40%です。そのため、MEO対策によって自社の店舗が上位表示された場合、自然検索で出てきたコンテンツよりも多くのクリック率が期待できます。

・デメリット

MEOのデメリットは、対策が可能なビジネスが限定されるということです。お伝えした通り、実店舗があり、なおかつユーザーが来店するビジネスに向いています。

SEOのメリットデメリット

・メリット

SEOのメリットは、上位表示によって自社のブランディングが可能なことです。コツコツと情報発信を続けていくことで、ユーザーから「〇〇の情報ならあの会社」と認知されていきます。すると、自社が発信している〇〇の情報が価値のあるものだと認識されるでしょう。自社をブランディングすることで、専門性が高まり、ユーザーからの信頼につながっていきます。

・デメリット

SEOのデメリットは、検索結果の1ページ目に表示しなければ見てもらえないことです。どれだけこだわってSEO対策をしたとしても、検索結果の1ページ目でなければユーザーからクリックされません。

MEOとSEOには共通点がある

共通点のイメージ

MEOとSEOには共通点があるので、ここで確認しておきましょう。

情報の整合性を図ること

MEOとSEOを実施する際は、複数のコンテンツを運営しているかと思います。複数のコンテンツがある場合、情報の整合性を図ることは、MEOにもSEOにも言えることなので覚えておくといいでしょう。営業時間はもちろんのこと、店舗の名称、住所などで異なる記号やスペースがないかどうかを今一度チェックしてください。

ユーザーファーストの視点で考えること

コンテンツを運営するときは、ユーザーファーストの視点を持つことが重要です。検索したキーワードに対する答えが分かりやすく書かれていれば、「このウェブサイトをもっと閲覧したい」と思ってもらえるでしょう。ユーザーがウェブサイトを回遊することで、ブランディングやコンバージョンにつながっていきます。

ウェブサイトも運営していこう

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