格安でホームページ制作ができる?その理由・注意点を解説します
更新日:2022.03.03
主な情報源がネット検索になっている現代では、店舗にとって、ホームページは必要不可欠なツールとなってきています。
数多く存在する、格安ホームページ制作会社。なぜ格安でホームページを作ることができるのでしょうか。
その理由と、格安ホームページ制作会社に依頼するときの注意点をご紹介します。
ホームページの制作工程
そもそもホームページは、どのように作られているのでしょうか。
ホームページは、主に4つの工程で作られています。
1、制作する目的をヒアリング
依頼者がどのような目的でホームページを制作したいのか、営業マンまたはディレクターがヒアリングを行います。
その目的はさまざまで、主に「会社案内」や「集客」などが挙げられます。
2、ワイヤーフレームを作成
ホームページのおおまかなレイアウトを「ワイヤーフレーム」と呼び、どこに、どの文章を、どれくらいのスペースで配置するかを決める作業です。
依頼者の希望をヒアリングした営業マン、またはディレクターが作成します。
3、デザインを作成する
「トンマナ(トーン&マナー)」と呼ばれる、ホームページの色づかいや雰囲気のルールを決めます。
見やすく、読みやすいホームページにするための作業です。
色のスペシャリストであるデザイナーが、この「トンマナ」にしたがって配色を決めていきます。
4、公開する(コーティングする)
ホームページをインターネット上に落とし込む作業は、エンジニアが担当します。
依頼者はもちろん、各工程を担当した営業マン、ディレクター、デザイナーがチェック(テスト)をして、ホームページが公開されます。
ホームページはだれでも気軽に作ることができます。
しかし、各工程をその道のスペシャリストに依頼することで、より高品質なホームページに仕上がるのです。
格安でホームページの制作ができる理由
制作工程では、少なくとも4人の担当 (営業マン・ディレクター・デザイナー・エンジニア)がつき、その分の人件費が発生します。
それにも関わらず、格安でホームページを制作できる理由は、あらゆる工夫を凝らして「人件費を削減している」からです。
営業費用の削減
ホームページ、広告、口コミ等で宣伝し、営業部を設けていない会社も多く存在します。
ディレクター費用とエンジニア費用の削減
ホームページのワイヤーフレームをテンプレートで用意することで、打ち合わせ時間を削減。
また、打ち合わせをすべてオンラインで行うことで、移動の時間や費用の削減が可能になります。
デザイナー費用の削減
ワイヤーフレームと同様に、配色もテンプレート化。
あとは社風に合うように細かい修正を加えるだけなので、作業時間の削減につながります。
このように、人件費を削減することによって、格安でホームページの制作が可能になるのです。
では、格安ホームページ制作会社と、その他の一般的なホームページ制作会社では、どのような違いがあるのでしょうか。
ホームページ制作の相場と特徴
格安ホームページ制作会社と、その他の一般的なホームページ制作会社では、制作期間や自由度、デザイン、費用が異なります。
格安で制作できる会社 | 一般的な制作会社 | |
制作期間 | 1~3週間 | 1.5~4ヵ月 |
自由度 | ページ制限あり | ページ制限なし |
デザイン | シンプル | オリジナル |
費用 | 1~30万円以上 | 150~300万円以上 |
制作時間
格安ホームページ制作会社では、ホームページのテンプレートが用意されていることが多いため、決めなければならない項目が少なく、短期間でホームページを完成させることができます。
一方で、打ち合わせ回数が決められている会社では、「打ち合わせがうまくいかず、納得のいかない仕上がりになってしまった」といった懸念も。
決められた打ち合わせ回数の中で、自分の希望を明確に伝えていく必要があります。
自由度
います。
格安ホームページ制作会社では、ページ数があらかじめ決められていることが多いため、自由に下層ページの設定ができません。
【格安ホームページ制作会社のサイトマップ例】
ホームページの枚数が決められているため、自由度が低い。
【一般的なホームページ制作会社のサイトマップ一例】
必要に応じて下層ページを追加ができ、自由度が高い。
デザイン
閲覧するデバイス(パソコンやスマホ、タブレットなど)ごとに、読みやすく最適化されるデザインを「レスポンシブデザイン」といい、このデザイン機能を追加すると、費用も時間もかかってしまいます。
ですが、格安ホームページ制作会社では、どのデバイスでも見やすいような、シンプルなデザインのテンプレートが用意されているので安心です。
費用
格安ホームページ制作会社でかかる費用は、一般的なホームページ制作会社の10分の1以下になることも少なくありません。
一般的なホームページ制作会社では、「予約システム」「チャットボット」などの機能を自社専用に作り上げることで、さらに費用が発生するケースも。
予約システムやチャットボットは、すでに出来上がっているシステムも存在しており、予約システムは安いもので月額5000円~、チャットボットは3万円前後で導入できます。
このように、自社専用システムにこだわらず外部システムを導入することで、制作費用を抑えたホームページでも、高機能なものを作り上げることが可能です。
ただし、格安ホームページ制作会社の中には、予約システムやチャットボットなどの外部システムの組み込みができない会社もあるので、事前に確認するようにしましょう。
格安ホームページ制作会社に依頼するときの注意点
格安ホームページ制作会社では、ホームページの様式がテンプレートだったり、打ち合わせ回数が決まっていたりするため、自分の思い描いていたホームページの実現ができない懸念もあります。
そうならないように、注意すべき3つのポイントを押さえておきましょう。
1、サポート体制(更新費用)を確認すること
ホームページは作って終わりではなく、必要に応じて更新が必要なツールです。
例えば、掲載したメニューの料金変更など、常に再診の情報に更新していく必要があります。
制作費や月額費が安い会社の場合、この更新費用で利益を得ている会社も少なくありません。
更新費用も事前に確認しておきましょう。
2、契約期間などを加味した総額費用にも注意すること
ホームページにかかる費用の項目は、「制作費」「月額費」「更新費」「解約費」の4つです。
【例】ホームページを3年間運用、更新を3回行った場合
A社: (月額 10,000円 × 3年間) + (更新費 10,000円 × 3回) = 合計390,000円
B社: (制作費 400,000円) + (更新費 10,000円 × 3回) = 合計430,000円
C社: (月額 10,000円 × 3年間) + (更新費 10,000円 × 3回) + (解約費 50,000円) = 合計440,000円
契約期間が決まっている会社は、途中で解約した際に「解約費」が請求されることもあるので注意しましょう。
ホームページをお得に活用するためには、運用期間や更新頻度を想定し、どの料金スタイルの会社がふさわしいのかを判断する必要があります。
3、優先順位を決めておくこと
ホームページに反映したい事項の優先順位を決めておきましょう。
ページ数や時間の関係で削らなければならない部分が出てきてしまった場合、その判断材料にもなります。
【例】美容院のホームページ
1、トップページに、ヘアカットの例をスライドで表示したい
2、メニューは下層ページで大きく紹介したい
3、トリートメント効果の紹介ページを設けたい
格安ホームページ制作会社の場合、依頼者は短い時間で要望を伝えていかなければなりません。
そのため、優先順位をしっかりと決めておくことで、制作目的を果たせるホームページが完成するのです。
この3つのポイントを押さえておくことで、ホームページの制作と運用での大きな失敗を防ぐことができます。
まとめ
ホームページは、店舗の名刺や看板の代わりになる存在です。
機能面やオリジナリティを追求しなければ、格安ホームページ制作会社でも十分にその役割を果たすことができます。
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