【プロが解説】ホームページ制作でやってはいけない11のこと

更新日:2022.12.27

初めてのホームページ講座

インターネット上に公開するホームページを制作するうえで、「やってはいけないこと」を知りたい人もいると思います。法律に関わることからSEO対策までさまざまなNGポイントがあります。

今回はカテゴリー別にHP作成でやってはいけないことをまとめましたので、読みたいところからチェックすることが可能です。

1.法律に関わること

ここでは、法律に関わることの一部を紹介します。

著作権の侵害に該当するコンテンツを作る

イラストや写真について

HP作成で著作権の侵害に該当するコンテンツは、内容によって異なります。たとえば、トレースしていないイラストや写真などを無断で使用することは、著作権の侵害に該当すると考えられます。

図形やグラフはどうなる?

一方で、著作物にはならない可能性が高いのは、データの提供を目的として作成した図形やグラフなどです。表やグラフを使うことは、数字という事実の見せ方だからです。

HP内の文章について

HP内の文章については、サイトやサービスの説明文などが著作物に該当する可能性が高くなります。サイトやサービスの説明文は誰が作成しても同じ内容になりませんし、作成者の個性が現れるコンテンツだからです。

ただし、あまりにも短文のキャッチコピーは著作物とは認められないケースが多く見受けられます。伝わり方は言葉の使い方次第で異なりますが、言葉自体はありふれたものだからです。

2.マナー違反になること

大きな容量の画像を使う

大きな容量の画像は表示するだけで時間がかかるので、マナー違反となります。

ユーザーごとにパソコンやスマートフォンのスペックは異なるので、全員が同等のスペックだとは限りません。自分のデバイスでは問題なく表示されていたとしても、ほかのユーザーにとっては負担となるケースがあります。

オンライン上では画像の容量を軽くするツールが豊富に揃っているので、それらのツールを使ってできる限り容量を小さくしましょう。

いきなり大きい音を流す

いきなり大きい音を流すことは、HPに訪れるユーザーに迷惑がかかります。

例として、静かな図書室の中で、誰かが突然大声をあげて叫んだ場面を想像してみてください。冷静さを保っていても、心の中では飛び上がるほど驚くのではないでしょうか。

インターネットを閲覧することは、広大な図書館で本を閲覧することだとイメージするといいでしょう。たとえ電車の中でパソコンやスマートフォンを見ていたとしても、突然大きな音を流すのは避けたいことです。

読みにくい文字で書く

HPの文字が読みにくいと、ユーザーが離脱する原因になります。理由は単純で、読みにくいと疲れるからです。それに、無理して読みにくい文章を読まなくても、世の中にはHPがたくさんあります。基本は白の背景に黒い文字で、パソコンやスマートフォンなど どのデバイスでも読みやすい文字で書きましょう。

3.SEOに関すること

一面の動画やフレームを使う

・ファーストビューに一面の動画を使うことについて

HPに動きがあると、おしゃれで最新の流行を取り入れている感覚になります。

ユーザーファーストのHP作成が主流となっている2022年現在では、ファーストビューに一面の動画を使っているHPは、あまり見かけなくなりました。

ファーストビューでページの一面が動画になっている場合、ユーザーは最後まで待たないといけないのか、途中でページを移動できるのかが分かりません。存在自体が珍しくなった分、一面に動画を使うHPに訪れた際に、ユーザーがどうしたらいいのか分からなくなるのです。

そのため、可能であれば画像を使うか、長くても2秒以内で停止する動画を使用するといいでしょう。

・フレームについて

2022年現在ではあまり見かけませんが、フレームを使用することもおすすめしません。フレームとは、ひとつの画面でAのページとBのページを表示することで、その多くはメニューとコンテンツを分けるために使用されています。

フレームはURLに変化がないので、ページがひとつしかないと認識されてしまいます。たとえコンテンツの量を1ページから10ページに増やしても、検索エンジンには1ページだけしかないHPだと伝わってしまうのです。

スマートフォンへの対応を放置する

スマートフォンを使ってHPを閲覧するユーザーが多くなっているので、レスポンシブデザインの設定をしておきましょう。レスポンシブデザインとは、ユーザーがどんなデバイスを使っていても、ページのレイアウトを合わせることです。レスポンシブデザインの設定により、スマートフォンやタブレットで閲覧しているユーザーの離脱を防ぎます。

やみくもに「被リンク」を増やす

購入した「被リンク」も評価の対象となっていた時代がありました。しかし検索エンジンは日々進化を続けていて、やみくもに被リンクを増やすことは効果が薄くなりました。被リンクを購入したり、関連性が高くない記事から被リンクを集めたりしても、評価が上がる可能性はありません。記事の質を上げて、関連性が高い記事から被リンクをもらうことが、評価に繋がります。

ページの表示速度に配慮しない

「HPを見ようとしたら、表示速度が遅かったので閉じてしまった」ということは、誰もが経験しています。ページの表示速度が遅いとユーザーにストレスを与えてしまい、離脱に繋がっていきます。表示速度が早いとストレスがないので、サクサクとページを閲覧することが可能です。

HPの表示速度は、1秒から3秒に変わっただけでも直帰率が上昇する原因になります。Googleが公式で公開している表示速度のチェックツールを使って、自社におけるHPを調べてください。

HPのテーマとファーストビューが合っていない

HPのテーマとメインビジュアルが合っていない場合、ユーザーの離脱を招いて集客に繋がりません。

たとえば、おしゃれなインテリアのHPなのに、誰でも使えるフリー素材を繋ぎ合わせたファーストビューを使っているとします。フリー素材のファーストビューを見たユーザーは、「本当におしゃれなインテリアを販売しているのかな?」と疑問に感じるでしょう。

4.HP作成に関すること

複雑な設計にする

HPの構造を複雑な設計にすることは、訪問するユーザーにとって優しくありません。各コンテンツの場所が分かるように整理しておくと、ユーザーは自分が見たい記事を閲覧できます。目安として、目的のページから逆算して、トップページまで3回のクリックで移動できるようにしておきます。容易に移動ができるようにすることは、ユーザーの離脱を防ぐポイントです。

HP作成会社を適当に選ぶ

「自社にはHP作成の知識がないから」といって、HP作成会社を適当に選ぶことはおすすめしません。会社の中には、知識がないことにつけこんで高額な費用を請求するケースが見受けられるからです。高額な費用を請求するケース以外には、作成会社に知識やスキルがないケースもあります。HP作成会社に依頼する場合でも、自社で関連性が高い専門知識を身につけるといいでしょう。

まとめ

HP作成では、作成段階からSEOに関することまで、たくさんやってはいけないことがあります。

自社の人材だけで、ひとつひとつをチェックするのは困難だと感じるでしょう。自社だけでチェックすることが困難だと感じるときは、HP作成のプロに依頼する選択もできます。

実績や経験が多いHP作成のプロは、HPでやってはいけないことをよく知っています。

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