トレンドを抑えたホームページとは?特徴や制作する際の注意点を解説

更新日:2022.03.03

初めてのホームページ講座

ホームページには、常にトレンドが存在します。そのトレンドを理解してデザインを決めていくことが、注目を集めるためにも大切です。特に基本となる部分を押さえながら、トレンドを取り入れていくと、扱いやすいものになるでしょう。

見てくれる人が求めているものは、奇抜で前衛的なトレンドではありません。普段から活用しやすいホームページを目指すことが大切です。

配色やデザインによるトレンド

Adobe Stock

ホームページでは、必ず色が重要な意味を持ちます。いろいろな組み合わせが考えられてきましたが、トレンドになった配色がいくつかあります。

落ち着いた配色

ホームページのトレンドの中でも、目に優しい落ち着いた配色があげられます。リモートワークが主体となってきた現在、いろいろなことがデジタル化し始めました。これまであまりホームページなどにもなじみがなかった人も見るようになったことが、トレンドとしても押さえなければいけないポイントです。

ホームページとして長時間閲覧してほしい場合、目の負担が高くなれば、早期に離脱する可能性が出てきます。現在目に優しく落ち着いた色合いがトレンドとして好まれており、パステルカラーや自然を意識したものが増えました。

キーワードとなるのが

・優しい

・柔らかい

・落ち着いた

この3つのカラーがトレンドとなってきました。ポータルサイトなどでもこの傾向が強く、彩度を抑えて目に優しい色合いが増えてきているのです。多くのサイトで穏やかな配色が多くみられるのは、こうした傾向が影響しています。

グラスモーフィズム

2020年末から2021年にかけて新たなトレンドとして意識され始めたのがグラスモーフィズムです。背景のグラデーションを更にすりガラスを通したようなぼかしを掛けたエフェクトが特徴として挙げられます。

・背景をぼかしたガラスのようなエフェクト

・レイヤーを使った浮遊する感じのオブジェクト

・透明感と対比する鮮やかな配色

・わずかな境界線ボーダー

実はグラスモーフィズムは、新しい技術というわけではありません。Appleが採用したことで知られていますが、iOSに登場したのは2013年ごろです。このデザインが徐々に浸透してきて、新たなトレンドとして用いられるようになりました。

人気が高く注目も集めるようになったグラスモーフィズムですが、操作性などに問題を生じやすいことでも知られてます。背景デザインに飲み込まれやすく、視覚に障害がある人にとっては境界が分かりにくいなどの問題も出る可能性があります。

こうした問題に対応する基本的な方法として、背景デザインがなくても動作できる環境を作らなければいけません。可読性もできるだけ高める工夫が必要です。そうなるとグラスモーフィズム自体が必要なのかという問題も出てきます。

一般的なホームページとしては美しいデザインであるのは間違いありません。しかし、企業のホームページとしては問題を解決できなければ利用しにくいホームページになる可能性を理解しておきましょう。

アブストラクトアート

抽象的なデザインを用いているのがアブストラクトアートです。単純な形状の図形や線、色の組み合わせで作るデザインで、現実ではなくその表層の下にある本質的な部分を表現する方法という意味を持っています。

分かりにくい部分ですが、デザインは単純で複雑に構築しません。しかし、工夫次第でエネルギッシュに作れますし、モード感を前面に出すことも可能です。わずかな配置や色の違いでも印象が大きく変わるところもアブストラクトアートの特徴でしょう。

ホームページのトレンドとして、影響力の強いデザインを構築できるところがあげられました。イラストよりも単純な代わりに応用が利きやすく、手間もそこまでかかりません。デザイナーの能力もかなり大きく出ます。

ボタンやモチーフなど技術のトレンド

Adobe Stock

ホームページには、さまざまなアイコンを配置していきます。ボタンやリンクエリアなどもトレンドが表れてくる部分です。ここにもリモートワークなどの影響がみられるため、ホームページのデザインとしても押さえておくといいでしょう。

ボタンのトレンド

これまでホームページのボタンといえば、長方形のものがほとんどでした。実際にデザインとして見れば分かりやすく、訴求しやすいメリットは外せません。その中で遊び心を取り入れた円やラインなどもトレンドになってきました。

円やラインを取り入れているのは、ホームページとしての世界観を生かすことがポイントになります。ビジュアル重視の場合にも、このようなトレンドを取り入れたデザインが用いられるようになりました。遊びを取り入れることもできるため、楽しさを提供するにはぴったりです。

その反面、個性的な演出に向いていても、安定したユーザビリティを発揮できるとはいえなくなります。企業のホームページとしてみたときには、あまり特殊なトレンドは取り入れない方がいいでしょう。遊びの部分がブランドイメージにも影響するからです。

そのため、セグメントが狭く、特定ユーザーだけをターゲットにするようなホームページにはどんどんと取り入れられるようになりました。制作会社の技術を見せるときにも使われています。

3Dアニメーション

リアルな映像を作るため、3Dグラフィックを利用するホームページもトレンドです。自然な映像を追求すると、行きつくところは3Dになります。

これまでは3Dというと、かなり派手に作られたものが多かったでしょう。3Dであることを前面に出し、サイトとしての能力は後回しになっているものも多かったからです。トレンドになってきてからは、サイトの性格も大きく変わり、かなり上品なものも増えました。情報を正確に伝えるための3Dグラフィックやアニメーションが多く、印象はかなり変化してきています。

全体的に3Dグラフィックやアニメーションを前面に出しているものが多かった中、ワンポイントで使う方法が増えてきています。プロダクトデザインのひとつとして用いられているものであり、情報の正確さを重視しているからです。

サイトの高速性

技術が進み、インターネットの普及も高まったことから、サイトのデザインはどんどんと複雑化していきました。2020年からコロナ禍の影響により、テレワークが進んだ結果、多くの人がインターネットを利用したことでこれまで以上に回線にストレスもかかっています。それでも多くの情報をやり取りできるだけのインフラが整備されてきましたが、更にストレスなく利用できる環境が求められてきているのも確かです。

ホームページのデザインとしても、ストレスが掛からないことはトレンドとなりました。もしも、トップページを開くだけで時間がかかれば、それだけで離脱される可能性があるからです。

サイトの高速性の追求は進み、デザイン的にもシンプルでありながら訴求できるポイントは抑えたものが増えています。リッチで軽量なデザインは、現代のトレンドといっていいでしょう。

まとめ

ホームページのトレンドは、複雑に技術を生かしたものから、さらにシンプルなものに変化してきています。いろいろな技術を取り入れるのも方法ですが、シンプルに作り伝えられるのは大きなメリットだからです。

デザインの究極は、なにもない空間で必要なことを伝えられることです。これができないからこそ、いろいろな情報を詰め込んで伝えていきます。しかし、インターネットという回線を通じて伝えられるため、軽量で素早いレスポンスも両立しなければいけません。その点で、サイトの高速性を保てるかどうかが、今後も大きなトレンドになるのは間違いありません。

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