ECサイトで商品が売れない!?売れない理由を明確にしましょう

更新日:2022.03.03

ネット販売

ECサイトを作ったものの、売れなければ商売として成り立ちません。ですが、なぜ売れないのか、その理由をはっきりさせなければ負のスパイラルに陥ります。ECサイトは店舗がなくても、多かれ少なかれランニングコストもかかります。売れなければ赤字を生み出す存在となるため、理由を考え対処方法を模索していきましょう。

ECサイトでなぜ売れないのか

商品が売れない理由には原因があります。なぜ売れないのかの原因を突き止め、対策を行うようにしましょう。

ケース1:ECサイトに人が来ない

商品を売るためには、いくつかの工程が存在します。顧客は商品の情報をつかみ、販売しているところへ行き、興味を持ち購入してもいいと判断して初めて買ってくれます。これはインターネットの世界でも大まかな点で違いはありません。必要なものを必要だから情報を探し、販売しているECサイトを見つけて、情報を比較して購入していきます。

ここで重要なのは、ECサイトの存在を知ってもらわなければ売れないということです。実際の店舗でも人が来なければ売れないでしょう。商売の基本として、ECサイトでもなんら変わらないのです。

では、なぜ人が来ないのかというところに原因を見つけなければいけません。

存在を知らない

ECサイトは世界中に無数にあります。インターネットに詳しい人でも、全部の店舗を知っているはずはありません。そんな数ではないからです。商品を販売するためには、星の数ほど存在する中で、自分たちのECサイトを知ってもらうことが求められるのです。ここで出てくるのはSEO対策というキーワードです。

対策1『SEO対策』

普段インターネットで情報を調べる際には、サーチエンジンという機能を使います。Googleが代表的ですが、検索窓にキーワードを入れて探すはずです。その結果で興味を持ったサイトに移動します。ですが、上位に登場しないと、適当なところを選んでしまうでしょう。いいところ3ページあたりまでが、探す限界線です。この3ページあたりまでに登場させることをサーチエンジンの最適化と呼びます。これがSEOのことです。

SEO対策はいろいろな方法があり、商品を出品するだけでもある程度は適応させる方法になります。もともとサイトの持っている力も影響するからです。しかし、これでは非常に難しいため、外部に紹介する記事、つまりブログやSNSの投稿を書いて誘導したりします。他のサイトの影響力もSEOに影響するためです。

SEOは専門業者に依頼しても、効果が出るまでには3か月以上かかります。これも絶対というわけではありません。同じような競争相手が星の数ほどいるからです。キーワードによっては相当な費用を投下してもあがらないケースも出てくるからです。長期的な視野を持って取り組むのが大切ですので、準備期間から意識していかなければいけないポイントになります。

対策2『広告』

短期的に勝負に出るなら、広告に勝るものはありません。もし、今必要なものがあり、目の前に広告があったらどうでしょうか。必要なのですから、その情報に食いつくはずです。

仮に今すぐ必要ではなかったとします。何気なく見かけた広告で、興味をそそられる可能性もあるでしょう。広告があったことをのちに思い出して行動するかもしれません。

広告戦略はSEOよりもずっと即効性があり、短期間で集客できる方法です。ただし、非常に費用が掛かるため、規模によっては扱えない可能性もあります。SEOは自力で時間をかけて対策していける部分があるため、費用対効果をしっかり見極めて使わなければいけません。

対策3『SNSマーケティング』

SNSはどこでも誰でも使うようになりました。SEOや広告戦略ともリンクしてきますが、宣伝という意味ではとても強い力を持っています。しかし、フォロワー数が少ないと効果が出ないという問題も抱えているのを忘れてはいけません。

徐々に増やしていくことが求められるのがSNSです。急激に増やしても、興味があるからフォロワーになったとは限らない人を多く含むからです。自分をフォローしてくれたからお返しにしたというレベルでは、商品には興味を持ちません。もちろん、集客にはつながらない机上の数字となるでしょう。業者に依頼してフォロワー数を拡大させたけど、結果としてメリットがなかったというパターンです。

SEO以上に時間がかかるのがSNSの拡散です。ECサイトのSNSというだけでも警戒されるケースも少なくありません。投稿内容が面白くないと、自然と興味が失われ、フォローされていてもスルーされるケースも出てきます。

SNSを使った広告戦略も有効です。うまくはまれば一気に集客できるでしょう。その半面、Instagramを始め、企業広告であることがわかって嫌悪されるケースも出てきます。ちょっとした

ことがネガティブな拡散になるケースも踏まえて利用が必要です。そのためにも時間をかけてフォロワーを増やし、応援してくれる人の輪を作っていかなければいけません。

ケース2:訪問数はある程度あるけど離脱する

ECサイトで非常に大きな問題になるのが離脱率です。ECサイトに人は来るけど、買ってもらえず帰られてしまう状態を示しています。これも対策がいろいろとありますが、根本的な問題も抱えているのを忘れてはいけません。

コンセプトがあいまいでサイトがわかりにくい

離脱する理由は、買う意味がないからです。よくあるケースは、いろいろと商品を販売しているが、どこを見ていいかわからないので、他で探そうという例です。

いっぱい宣伝が並んでいても、コンセプトがわからないと人は興味を失います。蕎麦屋に入って靴下を買う人はいません。100均に入って宝石を探す人もいないでしょう。靴下を買うなら洋服屋か靴下専門店に行きます。宝石なら宝飾店です。値段の設定もいろいろとありますが、コンセプトは非常に重要なポイントになるのです。

どんな商品でもサービスでも、いったい誰に売りたいのかはっきりしていないと買ってもらえません。コンセプトと同様に、分析して明確にできれば、はっきりと打ち出していけます。

訴求に魅力がない

ECサイトに並ぶ商品写真を見て、買いたいと思えるでしょうか。商品を購入するためには興味を覚えなければいけません。興味がなければ絶対に買ってくれないからです。

例えば写真のないおせち料理を買うでしょうか。言葉では何が入っているか伝えています。ですが、映像がなければ、不審がって買わないでしょう。写真があっても、それがあまりに魅力がなければ興味を覚えません。

他社を研究し、自社の写真と比較してみる必要があります。

値段の設定が適切かを検討する

100均の話として、100円だから買ってもらえるものがたくさんあります。500円なら買わない商品かもしれません。つまり、購入者は商品を見て値踏みをします。安いか高いか、インターネットで簡単に比較できるのです。

訴求力にもつながりますが、これなら安いと思えるなら、100均でも200円商品を買うでしょう。このポイントを見直してみる必要があります。

まとめ:ECサイトで売れない理由を見つめなおす

ECサイトで売れないのには、理由がいくつも隠れています。リストにした理由もすべてではありません。複合的に組み合わさり、全く購入したいと思えない可能性もあるからです。

なによりも人がきて興味を持つ。手に取る代わりに、情報を比較して価値があると判断してもらうことが大切です。

コンセプトを明確にし、見やすいサイトに作り上げていけば、ゆっくりとしたSEO対策でも人は増えていきます。その結果、口コミなどで広がっていくのはECサイトの売れる仕組みです。

まずは自分で自分のECサイトを探してみて、入り口から購入したいか考えてみましょう。どこかに引っかかるポイントがあれば、まずはそこが問題です。

インターネットの世界には情報がいくらでもあります。その情報を比較して購入を検討する以上、負けないだけの訴求力をもって対応するのが、売れないECサイトの対策となるのです。

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