採用サイトは構成が大事!各ページの役割やポイントを解説します
更新日:2022.09.21
求職者を募集するにあたって採用サイトの作成を考えているけど、メリットや必要事項が分からなくて困っていませんか。
結論から申し上げますと、自社の環境を求職者にも分かるように説明していくことが重要です。
今回は採用サイトのメリットや、必要事項が分かるように説明しているので、採用サイトの構成作りで役立てられます。
採用サイトにはどんなメリットがある?
採用サイトには多くのメリットがあるので、ひとつずつ確認していきましょう。
求職者が判断しやすくなる
採用サイトは具体的な情報を提供できるので、求職者が判断しやすくなることがメリットです。多くの求職者はひとつの視点から企業を見るのではなく、なるべく多くの視点から研究したいと考えています。
多くの視点から研究したいという考え方により、求職者がすでに持っている情報も少なくありません。しかし、採用サイトに掲載されている情報を見て、エントリーするか否かを判断する求職者もいます。採用サイトは、エントリーを判断するきっかけになるので、重要な情報源です。
求職者によって訴求方法を変えられる
採用サイトは、求職者によって訴求方法を変えられるメリットがあります。採用は大きく分けて2種類ありますが、それは新卒採用と中途採用です。たとえば、新卒にはポテンシャル採用の有無、中途には即戦力になって欲しいなど、求職者によって伝えたい内容が異なるはずです。
上記のケースでは、新卒と中途で採用サイトを分けると、求職者によって伝えたい内容が異なる場合にも対応できます。このように、求職者によって伝える情報を区別したいときに、採用サイトが役立ちます。
自社の特色や強みを伝えられる
採用サイトを作ると、自社の特色や強みを求職者に伝えられます。ワイヤーフレームや写真など、差別化できる要素が多いからです。求職者が求める情報をきちんと盛り込むと、検索エンジン最適化(SEO)の対策にもなります。採用サイトに取り入れたオリジナリティは、自社の特色や強みとなって求職者に伝わるのです。
採用サイトに入れる6つのコンテンツ
採用サイトに入れるべき6つのコンテンツは以下の通りです。
募集要項|求めている人材を理解してもらう
募集要項は、自社が求めている人材を求職者に理解してもらうために重要です。求職者も、自分が求める職種や役割の募集があるかどうかを確認するために募集要項をチェックします。求職サイトの場合はテンプレートの通りに書くことが多いですが、自社で作った採用サイトなら、テンプレート通りに書く必要がありません。評価制度や求めている人物像など、自由に書いて求職者にアピールできます。
事業紹介|事業内容を理解してもらう
求職者が応募を判断する基準のひとつが、事業内容です。自社に興味を持ってくれる求職者がいるのは、主に関係が深い事業です。たとえば、Web制作会社のデザイン部門に勤めていた求職者が、別のWeb制作会社のマーケティングに興味を持つことが考えられます。
しかし実際に働くさいには複数の事業と関わるので、なるべく企業の全体像が分かるように紹介するといいでしょう。Web制作会社の例なら、デザインやマーケティングだけではなく、取引先の飲食店やサロンなどと関わるケースもあります。
求職者の中には、世の中に貢献することに興味がある人もいます。事業紹介の書き方は、事業を担当している立場から「お客さまにどのような価値提供をしているか」と考えていくことがおすすめです。
職種紹介|業務内容を伝える
求職者に具体的な現場のイメージを持ってもらうためにも、職種紹介のページを作って業務内容を伝えましょう。たとえば、マーケティングと広報を混同しがちな人は多くいます。その理由は、どちらもメインとなる業務は情報発信だからです。このケースのように似た部門が存在している場合は、それぞれの違いや特徴を伝えると求職者にとって分かりやすくなります。
自社のビジョン|共感した求職者を集める
自社のビジョンや企業理念などは、求職者に共感してもらうために必要な内容です。将来的に企業が進む道すじなので、自社のビジョンや企業理念に共感できないと働き甲斐を失ってしまう可能性があります。求職者に刺さるメッセージを作るには、具体的な表現を使って簡潔に上記の内容を表現します。
代表からのメッセージ|企業の考え方を伝える
採用サイトに代表からのメッセージがあると、求職者に企業の考え方が伝わります。人の言葉で発信する分、ビジョンや企業理念と比べて伝わる傾向にあります。たとえば、代表からのメッセージには以下を入れるといいでしょう。
- どんな人と一緒に働きたいか
- 将来的にどんな会社にしていきたいのか
- この会社で働くとどういう風に成長できるか
Q&A|求職者の疑問を解決する
企業に応募する際、求職者の頭の中は疑問でいっぱいです。エントリー方法から休日の体制まで分からないことばかりなので、求職者の疑問を解決していくためにも、Q&Aのページがあると親切です。
競合他社に差をつけるには?
採用サイトを作るときに気になることが、競合他社との差別化です。ここでは、差別化できる方法を紹介します。
ワイヤーフレームで詳細まで設計する
ワイヤーフレームとは、サイトの設計図です。設計の段階で文章の配置まで考えておくと、後戻りがなく進捗がスムーズにいきます。追加や修正が多発すると、最初に考えた設計がくずれてしまいます。チェック不足による追加や修正を防ぐためにも、多くの部門が関わる場合は情報の共有を徹底するといいでしょう。
カメラマンによる写真撮影
採用サイトは、代表からのメッセージや職種紹介など、しばしば写真が必要になります。必要な写真をプロのカメラマンに依頼すると、差別化に繋がります。とはいっても、プロが撮影する写真とカメラの知識がない人が撮影する写真の違いが分からない人も多いでしょう。プロが撮影する写真は、たとえば以下の点が異なります。
- どうやってピントを合わせるか
- どのような構図にするか
- 光の当て方はどうするか
1.どうやってピントを合わせるか
性能が良いカメラは知識がない人も使えますが、画像のきれいさを重視しているので、全てにピントが合ってしまうケースが多いです。プロの場合は、対象物以外にピントを合わせない方法も選択できるので、中心となる対象物を活かした撮影ができます。
2.どのような構図にするか
カメラの知識がない人が建物を撮影する場合、正面から撮影するか、少し遠ざかって全体を撮影するかの選択しかないでしょう。しかしこの撮影方法では、少しでもカメラがゆがんでいると気になってしまいます。プロのカメラマンは、あえて斜めから撮影しても綺麗に撮影することが可能です。
3.光の当て方はどうするか
カメラを使用するときの光について、「自然光で撮影した方がいい」といった知識がある人も多いと思います。プロのカメラマンは対象物を魅力的に撮影するために、光の当たり方を逆算して考えます。「希望通りに光を当てるための撮影方法」を熟知しているので、対象物が同じでも見え方が異なるのです。
差別化できないときは無理をしない
採用サイトで競合他社と差別化できない場合は、無理をしないという選択も重要です。なぜなら、差別化できる要素がない現状なら、無理して差別化していることが伝わってしまうからです。他社とのわずかな差を大きく見せたとしても、効果は薄いと考えられます。自社の強みや特徴をリスト化しても差別化できる要素が少ないのなら、無理する必要はありません。
まとめ
採用サイトには、大きく分けて6つの要素があります。
- 募集要項
- 事業紹介
- 職種紹介
- 自社のビジョン
- 代表からのメッセージ
- Q&A
それぞれの役割を理解すると、どんな内容を書けばいいのかが分かるはずです。
採用サイトの構築では、設計からコンテンツの内容まで考える必要があるので、自社で完結させるのは難しい場合もあるでしょう。困難なときは、ホームページ制作会社などのプロに依頼する方法もあります。
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