
更新日:
2025.10.5
「ホームページとランディングページ、どっちを作ればいいの?」
「LPって何?普通のWebサイトと何が違うの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
Webサイト制作を検討する際、多くの方がホームページ(HP)とランディングページ(LP)の違いに悩まれています。
結論、ホームページは会社や事業の総合的な情報を提供するためのWebサイトであり、ランディングページは特定の商品・サービスの販売や問い合わせ獲得に特化したページです。
目的によって使い分けることが重要で、多くの場合は両方を組み合わせることで最大の効果を発揮します。
この記事では、ホームページとランディングページの違いを詳しく解説し、それぞれの特徴や作り方、使い分けのポイントまでわかりやすくお伝えします。
記事を読み終える頃には、自社に最適なWebサイト戦略を立てられるようになるでしょう。

ホームページとランディングページは、一見似ているように思えますが、目的や構成、デザインなど多くの点で異なります。
以下の表で主な違いを比較してみましょう。
ホームページ(HP) | ランディングページ(LP) | |
|---|---|---|
目的 | 会社や事業の総合的な情報提供 | 特定の商品・サービスの販売や問い合わせ獲得 |
ページ数 | 複数ページ(5〜10ページ以上) | 基本的に1ページ |
内容 | 会社概要、サービス一覧、実績、ブログなど幅広い情報 | 特定の商品・サービスに関する情報に特化 |
ターゲット | 幅広いユーザー(顧客、取引先、求職者など) | 特定のターゲット(見込み客) |
導線 | 複数の導線、メニュー、リンクが存在 | 1つのゴール(購入・申込み)に誘導する単一の導線 |
デザイン | ブランドイメージを重視したデザイン | 成約率を高めるための説得力のあるデザイン |
更新頻度 | 定期的な更新が必要 | キャンペーンや施策に合わせて更新 |
SEO対策 | 長期的なSEO対策が重要 | 特定キーワードに特化したSEO対策 |
この表からわかるように、ホームページとランディングページでは「何のために作るか」という根本的な目的が異なります。
次に、それぞれの特徴をより詳しく見ていきましょう。

ホームページ(HP)は、会社やブランド、個人事業主などの総合的な情報を提供するためのWebサイトです。
訪問者に対して「誰が」「何を」「どのように」提供しているのかを伝え、信頼関係を構築することを目的としています。
複数ページで構成される
トップページ、会社概要、サービス・商品紹介、実績、お問い合わせなど、複数のページで構成されています。
幅広い情報を掲載
会社の理念や歴史、提供するサービス・商品の一覧、スタッフ紹介、ブログ記事など、様々な情報を網羅的に掲載します。
長期的な運用を前提
一度作って終わりではなく、情報の更新や追加を継続的に行うことで、長期的な集客や信頼構築を目指します。
ブランディングを重視
デザインや文章を通じて、会社やブランドのイメージを伝えることを重視します。
一般的なホームページには以下のようなページが含まれます。
トップページ(会社やサービスの概要)
会社概要(企業理念、沿革、アクセス情報など)
サービス・商品紹介(提供するサービスや商品の詳細)
実績紹介(過去の事例や導入実績)
ブログ・コラム(業界情報や専門知識の発信)
採用情報(求人情報や企業文化の紹介)
お問い合わせ(連絡先や問い合わせフォーム)
ホームページは、訪問者が自由に閲覧したい情報にアクセスできるよう、ナビゲーションメニューを設置し、各ページ間を行き来できる構造になっています。

ランディングページ(LP)は、特定の商品やサービスの販売、資料請求や問い合わせなど、明確な「コンバージョン(成約)」を目的としたWebページです。
ユーザーが広告やSNSのリンクから「着地(ランディング)」することを想定して作られています。
単一ページで完結
基本的に1つのページで完結し、スクロールして読み進める縦長の構成が一般的です。
特定の商品・サービスに特化
複数の商品やサービスではなく、1つの商品・サービスや特定のキャンペーンに焦点を当てます。
明確な行動喚起(CTA)
「今すぐ購入」「資料をダウンロード」「無料体験に申し込む」など、具体的な行動を促すボタン(CTA:Call To Action)を効果的に配置します。
ストーリー性のある構成
ユーザーの悩みや課題から始まり、解決策の提示、商品・サービスの特徴、実績や証言、特典や保証、最後に行動喚起という流れで構成されることが多いです。
効果的なランディングページには以下のような要素が含まれます。
魅力的な見出しとサブ見出し
商品・サービスの明確な価値提案
特徴や機能の詳細説明
ユーザーの悩みや課題に対する解決策
実績データや数字による信頼性の証明
お客様の声や事例紹介
よくある質問(FAQ)
複数の行動喚起ボタン(CTA)
期間限定特典や保証の提示
ランディングページは、ユーザーを迷わせないよう、ページ内のリンクを最小限に抑え、目的のアクションに集中させる設計になっています。

ホームページとランディングページには、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
自社のビジネスに最適な選択をするために、これらを理解しておきましょう。
メリット | デメリット |
|---|---|
幅広い情報を提供できる | 制作コストが高い |
SEO効果が高い | 成果が出るまで時間がかかる |
ブランディング効果が高い | 更新・運用の手間がかかる |
長期的な資産になる | コンバージョン率が低くなりがち |
様々なユーザーに対応できる | ターゲットが曖昧になりやすい |
メリット | デメリット |
|---|---|
コンバージョン率が高い | 情報の網羅性に欠ける |
ターゲットを絞った訴求が可能 | SEO効果が限定的 |
効果測定がしやすい | 長期的な運用には不向き |
制作コストを抑えられる | 信頼性の構築が難しい |
A/Bテストなどの改善がしやすい | 広告依存度が高くなりがち |
これらのメリット・デメリットを踏まえると、ビジネスの目的や段階によって最適な選択は異なることがわかります。
次に、それぞれの作り方について見ていきましょう。

ホームページとランディングページでは、作成のアプローチや重視すべきポイントが異なります。
それぞれの効果的な作り方を解説します。
▼ホームページを作成する主な方法
作成方法 | 特徴 | 費用目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
無料ホームページ作成サービス | ・テンプレートから選んで簡単に作成可能 | 無料〜月額1,000円〜 | ★☆☆ |
CMS(WordPress等) | ・自由度が高く拡張性がある | サーバー代:月額1,000円〜 | ★★☆ |
ホームページ制作会社に依頼 | ・プロのデザイン・機能を実現 | 30万円〜100万円以上 | ★☆☆ |
フリーランスに依頼 | ・制作会社より比較的安価 | 10万円〜50万円 | ★☆☆ |
目的とターゲットの明確化
何のために、誰に向けてホームページを作るのかを明確にします。
サイトマップの作成
どのようなページ構成にするか、情報設計を行います。
コンテンツの準備
各ページに掲載する文章や画像、動画などを用意します。
デザイン・レイアウトの決定
ブランドイメージに合ったデザインやレイアウトを決めます。
制作・コーディング
実際にWebサイトを構築します(自作または外注)。
テストと修正
様々なデバイスでの表示確認やリンク切れチェックなどを行います。
公開と運用
サイトを公開し、定期的な更新や分析を行います。
▼ランディングページを作成する主な方法
作成方法 | 特徴 | 費用目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
LP作成ツール | ・専用ツールでドラッグ&ドロップ | 月額2,000円〜20,000円 | ★☆☆ |
WordPress + LPテーマ | ・既存サイトと統合しやすい | テーマ代:5,000円〜20,000円 | ★★☆ |
LP制作会社に依頼 | ・マーケティング戦略込みの提案 | 30万円〜100万円 | ★☆☆ |
フリーランスに依頼 | ・比較的リーズナブル | 5万円〜30万円 | ★☆☆ |
目標とKPIの設定
具体的な数値目標(申込数、購入数など)を設定します。
ターゲットペルソナの分析
ターゲットの属性、悩み、ニーズを詳細に分析します。
構成・ワイヤーフレームの作成
効果的な導線設計と情報の配置を計画します。
コピーライティング
ターゲットの心理に訴えかける魅力的な文章を作成します。
デザイン作成
視覚的に訴求力の高いデザインを作成します。
コーディング・実装
デザインをWebページとして実装します。
公開と効果測定
公開後、コンバージョン率などを測定し、継続的に改善します。
ランディングページの作成では、特に「ユーザーの心理プロセス」を意識した構成が重要です。
一般的には以下のような流れで設計します。
注目を集める(魅力的な見出しと視覚要素)
興味を引く(ベネフィットの提示)
欲求を喚起する(詳細な特徴と価値の説明)
信頼を構築する(実績、証言、保証)
行動を促す(明確なCTAボタン)
この心理プロセスに沿った構成にすることで、訪問者を自然にコンバージョンへと導くことができます。

ホームページとランディングページは、それぞれ異なる目的や特性を持っています。
ビジネスの状況や目標に応じて、適切に使い分けることが重要です。
目的 | 最適な選択 | 理由 |
|---|---|---|
会社の総合的な情報発信 | ホームページ | 複数ページで様々な情報を体系的に整理して提供できる |
ブランディング強化 | ホームページ | 企業理念やビジョン、歴史などを伝えられる |
特定商品・サービスの販売促進 | ランディングページ | 商品・サービスの魅力を集中的に訴求できる |
期間限定キャンペーン | ランディングページ | 限定性や緊急性を強調し、即時の行動を促せる |
リード(見込み客)獲得 | ランディングページ | 資料請求やお問い合わせなどの単一目的に特化できる |
SEOによる長期的な集客 | ホームページ | 多様なコンテンツで様々なキーワードからの流入が見込める |
広告からの流入最大化 | ランディングページ | 広告と連動した訴求で高いコンバージョン率を実現できる |
複数の商品・サービス展開 | ホームページ | カテゴリ分けして多様な商品・サービスを整理して紹介できる |
ビジネスのステージによっても、最適な選択は異なります。
創業初期
まずは基本的なホームページを作成し、会社の存在や事業内容を伝えることが重要です。予算や人員に限りがある場合は、シンプルな1〜3ページ程度のホームページから始めるのも良いでしょう。
成長期
主力商品・サービスが明確になってきたら、それに特化したランディングページを作成し、広告と連動させて集客を強化します。同時に、ホームページも充実させていきましょう。
安定期
複数の商品・サービスを展開する場合は、総合的なホームページと、各商品・サービス別のランディングページを組み合わせる戦略が効果的です。
ブランド確立期
ブランド価値を高めるためのコンテンツマーケティングを重視し、ホームページ上にブログやコラムなどの価値あるコンテンツを充実させていきます。特定の施策に合わせてランディングページも活用します。
業種によっても、ホームページとランディングページの重要度は異なります。
BtoB企業
信頼性や専門性を示すホームページが重要。特定のサービスや資料ダウンロードなどにはランディングページも効果的。
小売業・EC
商品カタログとしてのホームページと、特定商品やセールのランディングページの併用が効果的。
飲食店・美容室
基本情報(場所、営業時間、メニュー)を掲載したホームページが必須。キャンペーンにはランディングページも活用。
士業・コンサルタント
専門性や実績を示すホームページと、特定サービスに特化したランディングページの併用が効果的。
多くの場合、ホームページとランディングページを併用することで、それぞれの強みを活かした効果的なWeb戦略を構築できます。
以下に、併用する3つの主な方法を紹介します。
ホームページの一部として、特定の商品・サービスに特化したランディングページを作成する方法です。
▼メリット
既存のドメインパワーを活かせる
サイト内の回遊性を保てる
統一感のあるブランディングが可能
▼実装方法
WordPress等のCMSで特定のページをランディングページ風にデザイン
通常のヘッダー・フッターを簡略化または非表示に
そのページに特化したデザインと導線を設計
ホームページとは別に、独立したドメインでランディングページを運用する方法です。
▼メリット
広告やキャンペーンごとに最適化したURLを設定できる
A/Bテストなど施策の効果測定がしやすい
ホームページに影響を与えずに大胆な施策が打てる
▼実装方法
キャンペーン用の独自ドメインを取得
LP専用ツールやWordPressのLPテーマを活用
必要に応じてホームページへのリンクを設置
メインドメインのサブドメインを使ってランディングページを運用する方法です。
▼メリット
メインドメインのブランド価値を活かせる
独立した運用が可能
SEO的にもメインドメインとの関連性を保てる
▼実装方法
「campaign.example.com」などのサブドメインを設定
専用のサーバースペースで運用
デザイン面でメインサイトとの一貫性を保つ

ホームページとランディングページについて、よくある質問とその回答をまとめました。
A: ランディングページだけでホームページの代わりにすることは可能ですが、推奨はされません。
ランディングページは特定の目的(商品販売や問い合わせ獲得など)に特化しているため、会社の総合的な情報提供や信頼構築という面では不十分です。
特に創業間もない企業や知名度の低いブランドの場合、ランディングページだけでは信頼性に欠ける印象を与える可能性があります。
理想的には、基本的なホームページを作成した上で、特定の商品・サービスやキャンペーンにはランディングページを活用する併用戦略が効果的です。
A: はい、無料のブログサービス(WordPress.com、はてなブログ、Amebaブログなど)を使えば、ブログ型のホームページを無料で作成することができます。
これらのサービスでは、テンプレートを選んで簡単にカスタマイズでき、記事を投稿するだけでWebサイトとして機能します。
ただし、無料プランには以下のような制限があることが多いです。
独自ドメインが使えない(URLに「wordpress.com」などのサービス名が入る)
広告が表示される
デザインのカスタマイズに制限がある
機能拡張に制限がある
ビジネス用途では、これらの制限を解除するために有料プランへのアップグレードや、レンタルサーバーを借りて独自ドメインでのWordPress運用を検討することをおすすめします。
A: 完全に無料でランディングページを作成することも可能ですが、機能や見栄えに制限があります。
▼無料で作成する方法
無料のLP作成ツール:Wix、Studioなどのサービスの無料プランを利用
無料のWordPressテーマ:無料のLPテーマを使用
HTMLテンプレート:無料のHTMLテンプレートをカスタマイズ
ただし、無料版では以下のような制限があることが多いです。
サービス提供元の広告が表示される
独自ドメインが使えない
デザインや機能のカスタマイズに制限がある
分析ツールなどの高度な機能が使えない
効果的なランディングページを作るには、有料のツールやサービスを検討するか、最低限のコストとしてレンタルサーバーと独自ドメインの取得(年間数千円〜)を検討することをおすすめします。

この記事では、ホームページとランディングページの違い、それぞれの特徴、メリット・デメリット、作り方、使い分けについて詳しく解説してきました。
ホームページは、会社や事業の総合的な情報を提供する複数ページのWebサイトのことで、
ランディングページは特定の商品・サービスの販売や問い合わせ獲得に特化した単一ページのことです。
多くの場合、ホームページとランディングページを併用することで最大の効果を発揮します。
基本的な会社情報や事業内容はホームページで発信し、特定の商品・サービスやキャンペーンにはランディングページを活用するという戦略が効果的です。
必要に応じて、Web制作の専門家に相談することも検討すると良いでしょう。
プロの視点からのアドバイスにより、より効果的なWebサイト戦略を立てることができます。
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