
ホームページ制作におけるお客様とのコミュニケーション。現役のWebディレクターが考えていること。
更新日:2022.12.02
こんにちは、ばりよかホームページのWebディレクターを担当している茂木です。
ホームページの制作を成功させるには、私たちWeb制作会社とお客様の間で密にコミュニケーションをとり、互いの齟齬なく制作を進め、最終的にはお客様が満足いくホームページを納品していくことが大切です。今回は、ホームページ制作において私がディレクターとしてコミュニケーションをとる際に気をつけていることをお話しします。
ホームページ制作やホームページのリニューアルを検討されているみなさま、ぜひご覧ください。
Webディレクターの役割
そもそもディレクターという言葉には進行管理者・総指揮官のような意味があります。
ばりよかホームページにおけるディレクターの役割は、簡単に言うと、ホームページ制作における責任者の立場です。 お客様とのフロントに立つことはもちろんですが、制作時における、アシスタントディレクター、コーダー(フロントエンドエンジニア)、デザイナー、カスタマーサクセスといった制作に関わる人たちとコミュニケーションを取りながら、制作が円滑に、且つ品質に問題がないように調整し、旗振り役としてホームページ制作を納品まで進行していくという仕事になります。
Webディレクターの業務内容
Webディレクターの業務は、大きく以下の流れで進んでいきます。
①新規商談
サービス説明・ご要望のヒアリング
②制作
1.取材(ターゲット確認、ページ構成、各ページ内容のヒアリング、デザインのヒアリング、スケジュール策定)
2.ラフ案作成
3.デザイン打ち合わせ
4.修正・品質管理
5.納品
6.公開後の運用サポートはカスタマーサクセス部門へ引き継ぎ
まずはお問い合わせいただいた内容に対して、
・ホームページの制作目的は何か?
・どういった方にホームページを見てもらいたいのか?
・ホームページに期待することは何か?
・現在のホームページの不満は何か?(リニューアルの場合)
などをヒアリングし、その内容を実現することが弊社のサービス(ばりよかホームページ制作)で可能なのか、可能であれば具体的なアプローチ方法をお客様と一緒に考えます。もちろご要望を全部叶えられることが理想ですが、ばりよかは月額9800円〜のプランとなり、各プランによって実現可能な範囲が決められています。
そのほかにもお客様のリソース・予算・納品期日も考慮しながら方針をすり合わせていきます。例えば予算はあまりないけど、オンラインで商品を販売されていきたいといったご要望がある場合、ばりよかプラン内にはECカート機能が標準装備されていないため、無料でECサイトを開設できる他社のサービスと連動した形でホームページを制作することを提案します。
コミュニケーションを取る際に気をつけていること
①背景を理解すること
ホームページの制作といってもお客様によって目的はさまざまです。
・インターネット上の看板代わりとしてホームページを持たれたい企業様
・採用を目的としている企業様
・ホームページを通して集客や新規顧客の獲得をされたい企業様
などがございます。目的はさまざまではありますが、どのようなサイトであっても「解消したい課題」があり、お客様には事業やサービスがありますので、まずはホームページ制作に至った背景を徹底的にヒアリングしていくことを心がけています。
また打ち合わせに入る前の事前準備として、お客様の既存サイトがある場合はもちろん、SNSからも情報収集をし、出来る限りお客様の事業や制作背景の理解に努めます。
②お客様との認識のすり合わせを徹底すること
お客様は職種も価値観も使用する言語も違いますので、それらを前提としたコミュニケーションを意識します。
ばりよかホームページのお客様層の傾向として、経営者が40,50,60代くらいの地方の中小企業様が多くなっています。新規でホームページを制作される場合は、お客様がこれまでホームページについて真剣に考えたことがない方や、既存サイトのリニューアルの場合でも、担当者や既存業者に任せっきりで、Webに関してのリテラシーがそこまで高くない方がほとんどです。制作が進んでいく中でちょっとしたコミュニケーションのすれ違いを感じることがあれば、改めて認識のすり合わせを行い、お客様が確実にご理解いただけるようにコミュニケーションをとってまいります。
③意図・意思を的確に伝える
webディレクターはホームページ制作におけるお客様と制作チームとの間での中間ポジションの役割を担います。ホームページの仮デザインが出来上がると、以降はデザインラフ案に対する修正のやりとりが、お客様⇄ディレクター⇄制作チーム(デザイナー、コーダー)間で発生します。
このときに大切なのが、お客様からいただいた修正の言葉や情報をそのままデザイナーやコーダーに渡すのではなく、お客様からいただいた情報を汲み取り自分の意思も乗せて制作チームに依頼をすることです。この部分を怠ると、修正が上がってきた際にディレクター的に「ちょっと違うな」という差異が発生します。デザイナー的には「こっちの方が良い」という判断をしてデザインをしている場合はあるので、デザイナー的にも疑問が生まれてしまうかもしれません。予めこうしたお客様からの情報の背景などを分かっているディレクターがフィルターとなり伝えることによって、制作チームとのコミュニケーションも円滑となります。
また逆も然りです。デザイナーから上がってきたデザインをそのままお客様に渡すのではなく、打ち合わせ時にデザインの意図を適切に、説明することを意識しています。
最後に
今回はばりよかホームページのWebディレクターが日々のコミュニケーションで気をつけていることをご説明いたしました。ホームページ制作を成功させるためには、お客様とディレクター、制作チームがコミュニケーションを取り合い、お互いが同じ方向を目指して進めていくことが大切です。
ばりよかホームページでは、お客様の実現したい目的に合わせ提案をさせていただき、必要な情報を届けるためのサイトを制作します。Webサイト制作やリニューアルを検討されている企業様は、ばりよかホームページにお気軽にお問い合わせください。
ばりよかホームページとは
「BARIYOKA-ばりよか-」は、制作費無料、月額9,800円(税込10,780円)とリーズナブルな価格でサブスク型HP制作を提供しているホームページ制作会社です。
ホームページの作成にご興味がありましたら、無料相談を行っておりますのでまずはお気軽にご相談ください。
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