
心理を抑えるのが大切!美容業の集客方法を徹底解説します
更新日:2022.12.23
美容業の集客競争は、年々激化の一途をたどっています。美容室の数が増え続けていることも要因ですが、総務省統計局のデータによれば、コンビニの5倍にもなっているのです。1店舗あたりで確保できる人口数は500人以下になってきており、激しい競争の中で集客方法を考えていかなければいけません。
美容業は、既存の集客方法だけでは追いつかない時代がやってきています。さらに新型コロナウイルスの影響もあり、集客はどんどんと難しくなっているからこそ、効率のいい集客方法を選択していかなければいけません。
美容業の集客に顧客心理の理解が必要
なぜ美容室を利用するのか、美容業として顧客の心理を理解することが重要です。心理がわかれば、効率的な集客方法につながります。
なぜ美容室を利用するか
美容室を利用する人には、いろいろな理由があります。
・自分に合った髪形をみつけたい
・髪に悩みがある
・自分へのご褒美 など
これらは理由の一部分ですが、価格競争ではないことがわかります。これが美容業独特の利用者心理であり、他のサービス業などとの大きな違いです。もしも、安価なところを見つけたいなら、1000円カットなど低価格のところを探し利用すれば良いため、住み分けが進んでいます。
つまり、集客方法として顧客に対して似合っている髪型の提案力、髪の悩みを助けられる知識と経験、価格以上の満足度などが必要なことがわかります。こうした差別化を進めていかないと、効率的な集客方法にたどり着きません。

新規顧客獲得に必要なこと
美容業として、新規顧客を獲得するために必要なことはいくつもあります。改めて考えながら、集客方法につなげていかなければいけません。
店を知ってもらう
店を知ってもらうのは、そもそも論です。店を知らなければ、利用する機会も生まれません。 これを認知と呼びます。
認知されていないと、どんなに優れたサービス内容を持っていても意味がありません。そのためにチラシや新聞広告などで展開してきたはずです。
来店してもらう
まずは来店してもらわなければ先に進めません。来店者を増やすために、初回クーポンなどを使う方法もあります。チラシを配ったときに、名刺を渡して連絡してもらいやすくするなど、お得感や安心感を前面に打ち出さなければいけません。
口コミの利用
利用者が増えてくると口コミ情報が出てきます。利用してくれた人がSNSなどで口コミを展開してくれると、新規利用者が増える可能性が出てくるのです。ポジティブな口コミを見ると、この人が利用したのなら安心して利用できるのではないかと考えます。もちろん、誰が拡散しているかも重要ですが、映像がついているだけでも安心できるか判断しやすくなるのです。
リピーター獲得に必要なこと
美容業にとってリピーター獲得は経営を継続するために重要な意味を持ちます。 一度お店のサービスを経験した人になるため、新規顧客獲得とは違った方向性を求められます。
再来店したくなる仕組み
次の来店に向けてメリットがなければ、リピーターにはなってくれません。例えば他の美容室と比較し、サービス内容や仕上がりに満足度が高くなければ、もっと近い場所を利用するかもしれないでしょう。別の店舗を探す可能性も出てきます。
再来店したくなる仕組みとして高いレベルの仕上がりの提供などがありますが、クーポンなどを配布し、お得感を高める仕組みも必要です。メルマガなどで忘れられない存在としてアピールし続けることも、リピーター獲得に欠かせません。
雰囲気作り
来店したときに、あまり良いイメージを受けないとリピーターにはなってくれません。良い雰囲気だったと思わせることも必要です。これはスタッフなどのサービスにもいえることです。居心地の良さは美容業の大事なポイントになるため常に重視しなければいけません。
美容業に欠かせないインターネットの活用
インターネットの発達により、美容業の集客方法としてインターネットが活用されるようになりました。自分たちが発信するだけではありません。利用してくれた人がその状況を拡散してくれることでさらなる集客へとつなげるなど活用が広がってきています。逆に現在のインターネットの状況の中で利用しないのは、集客方法としてマイナスとなるでしょう。

美容室のポータルサイトを利用
美容室にはポータルサイトがあります。これは他の美容業にもいえますが、美容室を探すためにポータルサイトを利用するのです。他の検索よりも、美容業に特化しているため見つけやすくなる点が利用者の心理として大きいでしょう。
ポータルサイトに掲載することで、検索される機会は格段に増えます。自分達が宣伝しなくても、ポータルサイト側でどんどん広げてくれるのもメリットで、特殊な知識がなくても情報の拡散ができるからです。
ホームページとブログの活用
美容室を探しているとき、ホームページを探すことは当たり前となりました。当たり前と言われるほど活用されてきているのは、利用者はそれだけ多くの情報を求めているからです。お店があるから行ってみるといったライトな判断ではありません。どんなところを選ぶのか、自分の髪を任せるという重さが関わっているからです。
ホームページを使いしっかりと情報発信をすることで、美容室としての信頼や実績をアピールすることができます。
お客さんにとっての判断材料が多岐にわたる現在、主体的な情報発信が必要とされます。

SNSの活用
TwitterやInstagramなどのSNSは、美容業にとって欠かせないツールです。口コミにつながりやすく、美容業にピッタリの環境を持っています。特に重視されてきたのはInstagramでしょう。Instagramは商業的な利用に向いているSNSで、映え画像などと呼ばれるファッションやトレンドなどと親和性が高いからです。Twitterも素早く拡散できるメリットがあります。
SNSがあればホームページはいらないように見えますが、どちらが必要というのではなく、両方活用するのが大切です。見てくれる層の違いもありますし、拡散されることで相乗効果も期待できます。どちらの欠点も補完できるため、連動させるといいでしょう。
インターネット広告
美容業としても活用されてきたのがインターネット広告です。TVCMなどよりも拡大してきたインターネット広告は、有効性が高まりました。
ただし、地域に密着しているような美容業は、費用対効果が上げにくいのも確かです。広域展開している事業であれば、インターネット広告は有効性を発揮します。代表例はカリスマ美容師が在籍しており、全国から利用者がやってくるような例です。特殊なパターンですが、これも使い方次第といえます。
インターネット広告は種類も豊富ですが、費用対効果の検討も重要です。

美容業の集客方法の注意点
口コミなどで拡散しやすいのが美容業です。ところが、口コミはポジティブなものばかりではありません。たったひとつのネガティブな口コミが、経営に大ダメージを与えることも出てきます。
SNSでの集客も、同様のリスクを抱えている点を理解しなければいけません。InstagramやFacebookが活用されてきた業界ですが、広告的な面ばかり前面に出すとフォロワーが離れていきます。どうしてもネガティブな印象を受けるため、日常的な部分から更新を進めていかないといけません。
ポータルサイトも差別化が必要です。基本的な部分で、同じような情報を掲載できるフォーマットが出来上がっています。利用者はこのほうが比較しやすいからです。もちろん差別化ができなければ、埋もれてしまうことになるでしょう。
ホームページは独自カラーを出しやすい方法です。ポータルサイトから流れてくる人もたくさん出てきます。多くの情報を提供しつつ、リピーターの獲得もできるようにしておくのが大切です。その上で、メルマガなどを使いクーポンを配布するなど、囲い込み戦略もプラスしていくことが美容業では求められてきています。
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